多くの子供はチャンスを逃しているのか?
子供の教育の本は興味があって、いろいろ読んだ。
数ある中で、この「モンテッソーリ教育」ほどピタッと当てはまるのはないのではないか。
特に乳児?幼児?児童の、親にとってみると単なる反抗期以外の何もの でもない、
この時期における子供の現象について納得のいく説明がなされている。
特に最近の学校教育における授業崩壊や、少年犯罪なんかにも触れられ、
身のすくまされる思いで読んだ。
少しでも多くの人にこの本を読んでもらい、そして実践すれば、
もっと社会はよくなるのではないか?
そんな気がした。
幼児教育の理論と実践書
幼児教育における実践報告や育児報告をモンテッソーリという人が唱えた理論の枠組みから検討していく内容。
実践や育児の具体例が中心となっており、科学的な根拠は乏しい印象を受けたが、実際にあった話が載せられているのでそれなりに説得力がある。
ちょうど幼児期の子どもを育児中の方や幼児教育の実践に携わっている方なら一読の価値あり。
アカデミックな情報がほしい人にはやや物足りないかもしれない。
少し単純すぎるのでは…?
この教育でどのような 子供が育つのかが、経験から基づいて語られているのは、興味深かった です。ただ、現代の子供の危うさを語る時に、「最初にまず経験ありき」という 態度で、発達障害や心理療法を軽視する発言はいただけません。 教育現場にいた人ほど発達障害を「子供特有の性質を大げさ に捉えたもの」と考え、いま進んできている研究や治療を否定する傾向が あるような気がします。この方にも同じ印象を持ちました。 発達障害の子供は元々特定の能力が障害により欠けているのであって、逸脱 だけしている訳ではありません。集中できない程度や、多動の程度も普通の子供の比ではありません。足りない所を補う意味でモンテッソーリ は役立つと思いますが、治療は必要です。 おそらく、これらの発言は筆者の考えであり、精神科の医者であるモンテッソーリならばもう少し違った考えもあるのかもしれませんが、モンテッソーリ教育で名のある筆者だけに誤解されてしまいそうです。 発達障害の子供の子育てに迷う母親達が手にした時に、問題の本質が少しずれたものを信じ、子供に必要な治療を受けさせない事にもなりかねません。発達障害の治療も、モンテッソーリの教育も、どちらも必要だと思いますし、相反するものではないと思うのですが…。 発達障害に関して、あまりにも理解と知識がないのでは?と疑問に思いました。書くからにはきちんと研究してからにして欲しいです。障害のある子供にも目を向けて欲しいと強く思いました。
期待しすぎた?
幼児期後期の修正の仕方が中心に、具体的に書いてあるのかと思っていました。でも実際はモンテッソーリの教育がいかに素晴らしいか、ということばかり書かれていた気がします。(確かに素晴らしいとは思いますが。) モンテッソーリについて、興味が無かったり、初めて知るような人には、は?っと言う感じではないでしょうか。本のタイトルが魅力的で期待していただけに、がっかりしました。
学校がなくても子は育つ
モンテッソーリ教育の伝道師ともいえる相良氏の著書である。学校崩壊や、凶悪犯罪を取り上げ、その問題に対処療法的にではなく、根本の部分からの解決と予防の効果をどうすれば挙げられるかに正面から応えようとしている。子どもを持つもののほかに、学校関係者や政治家にも目を通してもらいたいと感じてしまう本である。お勧め。
講談社
ママ、ひとりでするのを手伝ってね!―モンテッソーリの幼児教育 お母さんの「敏感期」―モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる お母さんの「発見」―モンテッソーリ教育で学ぶ子どもの見方・たすけ方 子どもは動きながら学ぶ―環境による教育のポイント お母さんの工夫―モンテッソーリ教育を手がかりとして
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